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2008年11月 3日 (月)

学問への憧憬

 私は、今、4つ目の大学である慶應大学に在学中であるが、本当に入学して良かったと思っている。

 世間一般の人から見れば、「この人、こんなに沢山の大学に入って、いったい何がやりたいの? 最終目標は何なの? そんなに勉強してお金がたくさん稼げるの? お金が稼げるようにならないのなら、勉強なんてやる意味がないじゃないの?」と不思議で不思議でしかたないだろう。

 しかし、私は胸を張って言えるのだが、私は、学問によって、お金よりも何倍も何十倍も大切なものを身につけたと思っている。(いや、身につけつつあると言ったほうが正しいだろう)。

 私が見る限り、世の中の95%以上の人は、金、権力、名誉…といった「この世のモノ」ばかり求めている。そのため、あれこれと策略を練って、こうしたものが自分により多く流れ込んでくるように努力する。今日も、明日も、あさっても、考えていることは、それだけである。

 だれしも、霞を食べて生きているのでない以上、ある程度のお金も必要であるし、そのためには、ある程度の権力、名誉もあったほうが望ましい。だから、私はこれらの「モノ」を求めることを否定しているわけではない。

 しかし、世の中の95%以上の人は、人生の目標がそれだけになっている。本当に大切なものは何かを知らないし、また、それが何かを知ろうとさえしていないのだ。だから、この世で起きている様々な現象に振り回されて生きることになるのだ。

 ハッキリと言っておきたい。金、権力、名誉…。こうした「この世のモノ」よりも何倍も何十倍も大切なものを知れば、金も権力も名誉も、ガラクタにしか思えなくなる。

 子供のころ、ビー玉やメンコや仮面ライダーのカードなどが「宝物」に思えた日々があっただろう。しかし、大人になれば、そういったガラクタには興味を失うのである。

 それと同じで、本当に大切なもの(真理・正義・節制・善・美など)を知れば、金も権力も名誉も、ガラクタていどの価値しかなくなるのだ。

 もう一度誤解を避けるために言っておくが、金も権力も名誉も、求めること自体は悪いことではない。また、先ほどガラクタに喩えたが、実際はガラクタというほど悪いものではなく、この世で生きていくにはむしろ望ましいものではある。だが、本当に大切なもの(真理・正義・節制・善・美など)から比べれば、金も権力も名誉も、ほとんど無価値に等しいのだ。

 最後に言っておこう。金、権力、名誉…。こうした「ガラクタ」をアクセクと求めてはならない。それは「仮象の善」に過ぎない。そんなものを得るのに人生をかけるのではなく、もっと大切なもの(真理・正義・節制・善・美など)に目を向けることだ。それこそが本当の「宝物」だ。

 

 

 

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