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あなたの目標は「仮象の目標」だけになってないか?

 もっとお金が欲しい、楽して生きていけるようになりたい、不労所得が欲しい、豪邸に住みたい、早く昇進したい、難関資格に合格したい…

 だれもが思うことだろう。

 しかし、何度も言うようだが、こういうのはすべて「仮象の目標」にすぎないのであって「真の目標」にはなりえないのだ。

 なのに、世の中のほとんどの人は「仮象の目標」しか持っていないだろう? いや、まだ「仮象の目標」でももっているなら、まだマシなほうで、それすら持っていない人もいるだろう? 私が見る限り、「真の目標」が多少なりとも見えている人など、いてもせいぜい1%ていどではないか。

(「真の目標」は何のことか分からないが、とりあえず「仮象の目標」は分かっているから、それを目標に生きたい)。

 そう考える人もいるかもしれないが、そういう人こそが、燃え尽き症候群に陥りやすいのだ。つまり、「仮象の目標」に向かってガムシャラに突き進んでいる最中に

(なんで俺、こんなことやんなきゃなんないの? これが達成できたら、それが一体なんなの?)

 というふうに疑問に陥りやすいのだ。

 だって、それはそうだろう? 「真の目標」が見えていないのだから、「仮象の目標」の正体が分かったら、努力すること自体がむなしく思えるだろう? なんでこんなことに努力しなければならないのかって言いたくなるだろう。

 あなたにはそんな風に思える瞬間はないかな?

 何かの難関試験に挑戦しつづけて、なんで俺、こんなことやっているんだろう? と疑問に思ったり、ピアノや書道や語学などに挑戦しているのになかなか上達せずに、こんなことうまくなって一体それが何なんだ? と思ったりしていないだろうか。それは紛れもなく、「仮象の目標」しか見えてないから、そういう疑問に陥るわけである。

 だからこそ私は、まずは「真の目標」を見極めなさい、と言っているのだ。

 実際、まず「真の目標」を立ててしまえば、そこから数々の「仮象の目標」が生まれてくるわけだから、すべて「真の目標」に合致した目標がもてる。だから努力していて、

(俺、なんでこんなことやっているんだろう? こんなことして、いったい何になるんだろう?)

 という疑問など湧くわけはないのだ。すべてやっていることに深い意味を感じ取りながらやっているわけだからだ。

 

 

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