自ら率先してやることの難しさ
先日、慶應大学から冊子が届いた。
その冊子には、今年3月に卒業した人のデータがあった。
私は今年3月に慶應大学通信教育課程を卒業したのであるが、卒業までにかけた期間はちょうど3年間であった。これは最も早いほうであり、例外的だと言える。
慶應大学の場合、過去のデータを見れば、中退してしまう人が9割くらいいるわけだが、冊子のデータによれば、卒業した人でも卒業までにかけた平均年数が10.6年とあった。私が在学中に知り合った人も20年近くかけて卒業に至ったようである。
今回の冊子には、「3年間ぴったりで卒業」した人の人数のデータはなかったが、「3年半以内」に卒業した人の人数が12人であることが分かった。「3年半で卒業」よりも「3年で卒業」のほうが難しいので、おそらく「3年で卒業」は私を含めて4~5人だったのではないか。
これはどういうことを物語っているか。
それは「自ら率先してやること」の難しさだと思う。
人間というものは、ものぐさなもので、「今すぐやれ!」とハッパでもかけられないかぎり、「今やってもやらなくてもまったく困らないこと」を自ら率先してやるというのは、なかなかできないものなのである。実際、「別に今日、今すぐやらなくても…」みたいなことを考えていると、1日たち、2日たち、3日たち、1週間たち…となる。通学の場合は、授業に出てさえいれば、ハッパをかけられるので、否応なしにやるだろうが、通信の場合は、だれもハッパをかけてくれないので、自ら率先してやらないかぎり、いつまで経っても、課題が滞るだけなのだ。そういうわけで、卒業する人でも、平均10年以上かかっているわけである。
かくいう私も、偉そうなことは言えない。慶應通信の場合は、卒論は別にしても、その他の科目は課題が与えられていたから、次々とやってこれたのだと思う。
しかし、私の「ホームページを充実させる」という夢はなかなか進捗しないままだ。なぜなら、課題そのものも、自ら探して、取り組んでいかなければならないからだ。しかも、技術力も磨かなければ充実させることができないのだから、なかなかしんどい話なのである。だが、慶應通信でも3年で卒業したわけであるから、ホームページのほうも頑張って充実させて行きたい。まずは「WEB検定(WEBデザイナー)」を狙いたい。
だれでも、お金が貰えるとか、お金が稼げるとか、異性にもてるとか、そういう欲望を満たすためであれば、あれこれと手練手管を考えながら頑張るものだ。だが、そういった目先の報酬が得られないもの、今すぐ取り組んでも取り組まなくてもまったく困らないようなものを自ら率先して頑張っていくというのは、けっこう大変なのである。
あなたは、今、どんな課題に取り組んでいるだろうか?
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