新しいことに挑戦するときに気をつけること
新しいことに挑戦すべきか、やっぱり止めておくべきか、迷うことがあるだろう。実は、私自身、今、将来の進路について迷っている。(ただし、迷っているだけであり、悩んでいるのではない。迷いと悩みは違う)。
新しいことに挑戦するには、以前もこのブログでお話したように機会費用がかかる。機会費用とは、つまり、他のことをする機会を失うということである。人間、あれもこれもできるものではない。あれかこれかしかできないのだ。あれをすれば、これはできなくなるのだ。
例えば、ある難関資格に挑戦するとしよう。あるいは、大学院に入学したいというのでもいい。すると、それに挑戦するとすると他のことをする機会を失ってしまう。「本当は絵も習いたい、子供と遊んでやりたい、旅行もしたい…」。そういう機会が失われるのである。だからこそ、バランスをよく考えてから始めなければならないのだ。
それだけではない。もしもその挑戦を途中で諦めるとなると埋没費用がかかるのである。埋没費用とは、回収不能になった機会のことである。例えば、ある難関資格に挑戦したものの、長年不合格続きとなったとする。しかし、そのために100万円、1000時間使っていたとする。その場合、もし諦めてしまったら、そのお金も時間も回収不能になるのだ。(もっとも関連資格があればまだ救われるだろうが)。
そう考えていくと、単に「挑戦してみたい」ということだけで簡単に始めるのはリスクが高いということが分かるだろう。
あることに挑戦しようと思ったら、もしそれに挑戦したら他のことができなくなること、そして途中で挫折した場合、それまでに費やした時間や労力が無駄になるかもしれないことをよくよく考えるべきなのだ。
私は、将来、ロンドン大学の通信教育課程を考えているが、まずはディプロマ課程から挑戦してみたいと思っている。この場合、機会費用は、約20万円、勉強時間は自分の自由なので、何かを犠牲にするということはないだろう。では、途中で挫折したときの埋没費用はどの程度か。まあ、その20万が無駄になった、というくらいなものだろう。そう考えると、「もし失敗しても諦めがつく選択」ということになる。言い換えれば、挑戦しない手はないのである。
逆に、もし成功したら…と考えてみると、メリットは大きいように思える。まず、ロンドン大学の通信課程を出ている人が日本にはあまりいないようなので、体験記をブログで紹介できる。うまくいけば本の出版にも結びつくかもしれない。それだけではない。そこから何か新たな道が切り開けるかもしれないのだ。ネルソンマンデラのように…(笑)。
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