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2010年5月 2日 (日)

自己責任の時代

 つい先日、某大手英会話学校が破綻したというニュースが流れた。私は驚愕した。

(ええ! あんな有名なところが、破綻したの? 高額な授業料を払った生徒はどうなるの?) 

 有名であっても破綻することがあるのだから、安心して語学学校を選べないではないか。私は来月くらいからドイツ語会話を習いに行きたいと思っているのだが、このニュースを見てから、少し不安になった。

 実は、私は過去にたくさんの語学学校に在籍してきたのだが、運良く、一度として学校が破綻したことはなかった。つまり、授業料分だけはきちんと授業を受けることができたわけである。

 しかし、時代は変わった。今や、有名だからといって、それだけでは安心できやしないのだ。どの学校が安全で、どの学校が危険かは、ある程度、自分で事前調査しなければならない自己責任の時代が到来したのだ。

  ということで、私は早速、自分が行こうとしている語学学校(ベルリッツ)の過去の業績を調べてみた。今は便利なもので、大きな図書館に行けば、企業の過去の業績もコンピュータ上で検索できるサービスがある。しかも、無料だ。なんとありがたいことか。

 検索してみるとベルリッツの業績が出てきた。詳しいことはここでは述べないが、私は私なりに「これなら大丈夫そうだ」と判断した。高いお金を払って授業を受けに行くわけであるから、少なくとも、これくらいの事前調査はしておいたほうがいいだろう。そういう時代になったのである。

 これは語学学校に限らないだろう。あなたがこれから関わろうとしている企業、団体、組織は、自分である程度調査しておくべきだ。インターネット上の風評をチェックするのも一つの手ではあるが、公式な企業情報などもきちんと調べてみるといいだろう。

 

 

 

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コメント

今はネットさえあれば、必要な情報が手に入るいい時代になりましたね。これは便利です。

しかしながら、情報を見抜く力も必要ですね。私は以前情報商材を買い(よくある、必ず売れる、必ず儲かるなどか かかれてあるもの)まったくの嘘情報や、絶望したのもありました

投稿: Hiroaki | 2010年5月 3日 (月) 00時31分

Hiroakiさん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、ネット社会が到来したおかげで情報が入手しやすくなりましたね。その一方で、数多くの情報の中から信頼しうる情報を見抜く力も求められるようになりましたね。ネット上の情報と公に刊行された書物による情報とをバランスよく活用するというのが今の時代にマッチした情報入手方法のように思えます。

投稿: 宮崎伸治 | 2010年5月 3日 (月) 09時01分

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