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2016年2月28日 (日)

元東大名物教授のある主張

 元東大名物教授・行方昭夫氏の著書『英会話不要論』を読み返しています。

 中にこんなことが書かれています。

 「話す」「聞く」「書く」の能力を使う機会は生涯で何度あるでしょうか? (中略)「話す」「聞く」は日本在住の外国人に接したり、海外に旅行した先で買い物をしたりするときくらいでしょうか。一生でせいぜい数回ではありませんか。一方、読む機会なら、広告であれ、缶詰などの説明であれ、頻繁にあります。

 みなさんは、この箇所を読まれてどう思われるでしょうか?

 この元東大名物教授は、スピーキング、リスニングの機会が「一生でせいぜい数回ではありませんか」とおっしゃっておられるのです。

 一生でせいぜい数回? ウソでしょう? いったいいつの話なんですか? というのが私の率直な感想。

 今やインターネット時代です。ですから、YouTubeで、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの世界の国々で放送されているテレビ番組は見放題です

 面白い番組、ためになる番組は、世界中に数えきれないくらいありますし、毎日毎日見ても見尽くすことができないくらい無限に英語の動画はあります。

 今やインターネットを利用していない人のほうが少ない時代であり、インターネットを利用している人なら、誰でも無料でYouTubeは見放題なのです。

 実際、私は、毎日のように、英語圏の国のテレビ番組をYouTubeで無料で楽しんでいます。

 しかも、今や、Courseraという、世界のトップレベルの大学の講義が無料で視聴できるシステムもあり、私自身、5つの大学の講座を無料で視聴できたのですが、それこそリスニング力が使える機会です。 

 古代哲学も、倫理学も、心理学も、数学も、経済学も、大脳生理学も、その他、価値のある講義がすべて無料で視聴できるのです。

 元東大名物教授は、「一生でせいぜい数回ではありませんか」とおっしゃっていますが、私はリスニング力を磨いておけば、その報酬は計り知れないくらい大きいと主張したいと思っています。

 ちなみに、この本、2014年10月20日発行となっています。大昔に書かれた本ではありません。

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コメント

海外の音楽とかその言語が分かればもっと楽しめると思う
60年代70年代のイギリスのロックが好きなゆとりです

投稿: | 2016年2月29日 (月) 23時51分

コメントありがとうございます。
やはり言語が分かれば、音楽も楽しさが倍増しますよね。リスニングはそういう点でも使う機会はたくさんあると私は思います。

投稿: 宮崎伸治 | 2016年3月 1日 (火) 21時06分

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