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2016年10月25日 (火)

ユーチューバーも立派な仕事

 ユーチューバーとはユーチューブに自分で撮った動画をアップし、広告収入を得る人たちのことである。
 ユーチューバーを仕事と認めるか否かというアンケートがあったらしい。
 ユーチューバーを仕事だと認めるという人は3割程度しかおらず、残りの人たちは「もっとまともな仕事をしたほうがいい」とか「ニートみたいだ」といった否定的な意見を述べていた。
 私はユーチューバーとして食べていけるのであれば、それはそれで立派な仕事だと思うし、他人からとやかく言われる筋合いはないと思う。もっとも安定した仕事とは思わないが
 考えてみれば、作家にしても漫画家にしても好きなことをして食べていっているという点ではユーチューバーと同じである。
 ただし作家や漫画家は出版社とのつきあいがあるので、すべてがすべて好き勝手にできるわけではない。締め切りは守らなければならないし、編集者から指摘があればそれを無視するわけにいかない。しかも作家や漫画家は出版社に依存している。言い換えれば、出版社が倒産したらそれで終わりだ。
 その点、ユーチューバーは完全に独立しているし、なにもかも自由だいつアップするかも自由。違法なアップロードをしないように気をつけてさえいれば、なにをどうアップしようが文句は言われない。それでいてだれにも依存していない(厳密にいえば広告費を払ってくれる会社にある意味依存しているとはいえるかもしれないが、それでも依存度はかなり低い)。
 
 ユーチューバーを仕事と認めない人というのは、仕事というのはお金儲けのために、本当はそれほどしたくないこと、あるいは、いやなことをしなければならないという固定観念に縛られてはいないか。というより、そういう人生を歩んできたから、そうとしか思えないのではないか。
 もちろん、嫌々やる仕事であっても、社会に役立つ仕事ならば社会には有益であるし、そういう仕事をする人は社会に必要である。実際、ほとんどの人はお金儲けのためにそれほど好きな仕事でなくてもやっている。
 しかし、どのような仕事を選ぶかは本人の自由だ。嫌な仕事をしなければならないという法律などないし、嫌な仕事をすることが偉いことではない。好きなことだけをして食べていきたいと思っている人は好きなことを極めたらいいと思う。それができるのであれば。
 もっとも、私自身も作家・翻訳家としての経験があるが、好きなことだけをやって食べていくというほうが難しい。というのも恐ろしく競争が激しいからだ。ましてや完全に独立しているユーチューバーともなるとさらに稼ぐのは難しいと思う。これで本当にずっと食べていけるのであれば、私は正直羨ましい。

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