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2018年7月12日 (木)

単語集の是非

『7か国語をモノにした人の勉強法』の著者である橋本氏は「使われている状況の中で(すなわちテレビドラマ、小説、記事などの中で)」出てきた単語を覚えることを推奨している。
たしかにそのメリットも多々あるだろう。
特に口語表現はテレビドラマや小説で使われている状況の中で覚えた方がニュアンスがよく理解できると思われる。

しかしそれで上級者レベルの語彙力が身につくだろうか。
身につかないとはいわない。しかし仮に身につくとしても非常に長い年月がかかるだろう。
なぜなら「テレビドラマ、小説、記事など」に出てくる単語に限定して覚えるとすれば、そこに出てこない限り覚えられないことになるが、上級者用の単語のすべてがすべて「テレビドラマ、小説、記事など」に出てくるのを待っていたら非常に長い年月かかるからだ。
下手をしたら、一生、出会えない単語だってあるかもしれないのだ。

しかも「テレビドラマ、小説、記事など」に出てくる未知の単語の訳がすぐに分かればいいのだが、訳が付いていなければ一つひとつ辞書で調べなければならない。
これは面倒だ。それを面倒がらずに続けられるの人ならばいいが、それを長年続けられる人はどれだけいるだろうか。いたとしても数パーセントではないだろうか。

「それなら単語の訳が付いている参考書を使えばいい」という人が出てくるだろう。
たしかにそういった参考書が何百冊、何千冊とあるのであれば、無理に単語集など使わなくてもいいだろう。しかし英語以外の言語の場合、そういった参考書の数はタカが知れているのが現状だ。

だからこそ、「テレビドラマ、小説、記事など」に出てくる未知の単語を覚えるのと同時に単語は単語で別に単語集で覚えてもいいような気がするのだ。というより、上級者を目指すのであればそうすべきだと思う。
『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』の著者、斎藤氏は単語集で覚えても「覚えられないから、やめたほうがいい」と主張するが、そこまで単語集を毛嫌いしなくてもいいと私は思う。
というのも、工夫をすれば単語集でも効率的に覚えられるからだ。

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