ファンレターをくださった方々へ
拙書を出版してから1か月半ほど経ちますが、テレビ、新聞、雑誌、デジタル新聞、ウエブサイトなどで取り上げていただき、驚くほどの反響がありました。すでに多数の方々からファンレター、ファンメールなどをいただき、とても励みになり、嬉しく思っております。
どの方も非常に情熱的なメッセージをくださっており、ひとりひとりに個人的にお返事を書きたいのはやまやまなのですが、今の私は仕事で多くの時間を費やしているため、メッセージをくださった方々のすべてに分け隔てなく丁寧なお返事を書くのは現実的には不可能ですので、この場をお借りしてみなさまへの感謝を申し上げます。みなさまからのメッセージはありがたく拝読させていただいております。どうもありがとうございました。
さて、多くの方々から情熱的なメッセージをいただけたのには、その背景に不当な扱いを受けているフリーランスが多く存在していることがあげられると思います。実際、内閣官房成長戦略会議事務局では「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」(案)の策定に向けた意見を現在募集しています(詳細は下のリンク先にあります)。ちなみに私はさっそく応募しました。今後私に何ができるかは明確ではありませんが、フリーランスの立場を改善するために何かできることがあれば、力を注ぎたいという気持ちはあります。
https://www.jftc.go.jp/soshiki/kyotsukoukai/p-comment/p_comment.html
以上、ファンレター等をくださった方々への御礼の言葉させていただきたいと思います。
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コメント
ご著書、拝見しました。わたしは細々と児童書の翻訳をしている者です。よくぞ言ってくださったと胸のすく思いでした。ほんとうに細々とやっているので、同じ悩みを共有できる人はひとりしかいませんでした。彼女にもさっそくご著書を紹介しました。彼女もわたしと同様に「よくぞ言ってくれた」と言っています。待つ時間は地獄です。なにか進展があると思って、ずーっと待っているのに、ふたを開けたら、なにもなかったと気づくときの無力感はなんとも言えません。重版していても、なにも知らせてこない、印税も払われないという経験もしています。素知らぬふりをして、「なんと15刷までいってるなんてまったく知りませんでした。」とメールを送ったら、「失礼しました。」と印税が払われました。こちらからなにも言わなかったら、今も払われていないと思います。この出版社は以前にも同じことが2度3度とありました。わたしも、そろそろやめようかなと思っています。
投稿: コロリピン | 2021年1月21日 (木) 09時29分
ご著書拝読いたしました。一気に最後まで読めて
とても面白かったです。
翻訳の方のご苦労をすごくわかって
これからは心して読もうと思いました。
出版業界が衰退しているのは、デジタルになったからだと思わなくなりました。こんな仕事の仕方をしていては
内部から崩れていくのかも。
どの業界にも通じますが、当たり前の事をできる、できない無いは、御法度ですね。
勿論、素晴らしい1冊を作る情熱も持った編集者はたくさんいますが。
投稿: yuki | 2021年4月19日 (月) 22時48分
コロリピンさん、拙書をお読みくださり、ありがとうございました。またご友人にもご紹介くださり、感謝しております。
「重版していてもなにも知らせてこない」という体験もされているとのこと、心中、お察しいたします。
出版業界は魅力的な側面があるものの、まだまだ改善が必要であることを再認識しました。
コメントありがとうございました。
投稿: 宮崎伸治 | 2021年4月20日 (火) 10時37分
yukiさん、拙書をお読みくださり、ありがとうございました。
「とても面白かった」とのお言葉、とても嬉しく思っております。正直、一番嬉しい言葉です。
コメント、とても励みになりました。ありがとうございました。
投稿: 宮崎伸治 | 2021年4月20日 (火) 10時42分