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2021年11月23日 (火)

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コメント

宮崎伸治 様

本日12月10日宮崎様の「出版翻訳家なんてなるんじゃなかった」という本を読み終わりました。
私は知識がないものですから、勝手に、翻訳家という仕事は偉い方が行う立派な仕事だと思い込んでおりました。
読み進めていくうちに、何とまあひどい出版業界、何と血も涙もない編集者、社長であることかと思いつつ、後半の裁判沙汰の部分は大いに笑いました。これは失礼だと思うのですが、被告の調停欠席、弁護士の満額回答について手の平を返した対応に笑うほかありませんでした。裁判所での本人訴訟のドキドキと、あの薄暗い、来るな迷惑だからの雰囲気は、二の足を踏むのがよくわかります。あそこで、いらっしゃいませ、なんて笑顔で言われたことがないです。

文筆業は、古く税金は納めなくてよいといわれていた仕事だそうで、そこを無理やり収めさせろとやったと、どなたかの本で読んだ記憶があります。狐狸庵の時代の作家でしたか。
なんだか、ヤクザな商売ですね、出版に関わる方は。

本が好きなものですから、あれこれ雑多に読み、友人の勧めで宮崎さんの本を読みました。
紙の本が無くなるのは嫌だなあ、質の良い翻訳者の本がこんな風に世の中から無くなるのは勿体ないと思い、なにかちょっと励みになればと思い、このコメント欄を利用させて頂きました。


出版業界の方の、人との接し方、ウソのつきかた、商業道徳のなさ、このようなこととまともに向き合い、誠実に仕事をこなした虚しさに、何とも言葉がありません。

宮崎さんのホームページを拝見し、ユーチューブの英会話に飛び、「これか」と聴き、難易度が高いので、他のを探し、今後これで耳慣らしをしたらよいと当たりをつけ、ハムスターと猫もちらちらとみておりました。
また、宮崎さんの翻訳の対比は、違いがよくわかり、読みやすいものでした。わざわざの権威ある書き方だと、武装しており、読者の理解はほったらかしで、「ついてこい」と遠回しに又はこねくり回したやり方でこちらは理解を求めています。読者は、翻訳者に武装解除を願うばかりです。

最後に記載されていた、警備員の仕事、これもキツイ仕事でしょうね。地方では、まだまだヤクザがからみ、引退したお巡りさんが絡み、土地の顔役が出てくるでしょうし。
これから寒くなりますから、暖かくして警備員の仕事をされて下さい。

正しい日本語もなにもあったものではないのですが、あんまりな出版業界に腹を立てつつ、作家さんに読者はよーく理解したことを伝えたいと思いました。

書物の中のお母さんのその後と、住宅の購入がどうなったのか、気になりつつ、失礼します。

投稿: 積読 | 2021年12月10日 (金) 15時37分

積読様

拙書をお読みくださり、ありがとうございます。

出版業界は魅力的な側面もありますが、まだまだ問題も多い業界でして、今回の作品は、少しでも出版業界が良くなれば…という思いから執筆したものでした。

ほとんどの出版社は健全のように思いますが、特に経営状態が苦しい出版社の中には、印税を削ったり、出版を勝手に中止したり…といったことをするところもあるのが現状で、その非情さを描写してみたしだいです。


また、私のホームページもご覧いただき、ありがとうございます。

翻訳の対比までご覧いただき、翻訳者冥利に尽きます。

現在、ホームページ作成ソフトが機能しなくなっており、更新が滞り、失礼しております。

母の「その後」の話や住宅の購入に関しては、また何等かの機会にでも発表するかもしれません。

熱のこもったコメントありがとうございました。励みになりました。

投稿: 宮崎伸治 | 2021年12月10日 (金) 20時55分

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