学問・資格

2016年8月18日 (木)

知は力なり

 「知は力なり」というのは、フランシス・ベーコンの言葉らしい。

 ところが、世の中には様々な考え方をする人間が存在する。

 「知は力なり」とは思わないという人たちもいる。

 「知識がいくらあっても役立たせなければ、何の意味もない」と主張する人もいる。

 しかし私は、知識というものは、実際に役立つことがなくても、知ること自体、力につながることがあると考えている。

   例えば、なんでもいいのだが、一つの例として「民事訴訟法」の知識を挙げてみよう。

 法学部の学生なら卒業要件単位の中に含まれているから「民事訴訟法」を学ぶことは、卒業するために役立つだろう。

 しかし、法学部の学生でもないかぎり、一般の人が「民事訴訟法」を勉強して役に立つことがあるだろうか? 

 もちろん役立つこともあろうが、訴訟でもしない限り、日々の生活で役に立つことはほとんどないといっていいだろう。

 しかし、それなら「民事訴訟法」を勉強するだけ無駄なのか? 意味のないことなのか? 

  私はそんなことはない、勉強しておけば勉強しただけのことはあると思うのだ。

 たとえ、その人が一生涯、訴訟とは無縁の人生を歩むにせよ、「民事訴訟法」の知識を得ていれば、潜在的な力として役立っていると思うのだ。

 仮に訴訟に発展しなくても、トラブルが生じたときに、訴訟を起こせばどういう結末になりそうかということを予想しやすくなるだろう。それはそれで一つの力といっていいだろう。

 わかりやすい例をあげてみよう。

 上記の例で挙げたような「潜在的な力」とは、分かりやすい例でいえば、地震対策グッズが持つ潜在的な力ともいえる。

 地震が来なければ地震対策グッズは役に立つことはない。もし地震が一生涯来なければ、一生涯役に立たないかもしれない。それが地震対策グッズというものだ。

 しかし、では、地震対策グッズを設置することには意味はないのかと問われれば、けっしてそんなことはないことはだれでもわかるだろう。

 たとえ地震が一生涯来なくても、そして一生涯役に立つことがなくても、わたしたちに大きな安心感というものを与えてくれている。それこそれが「潜在的な力」である。

 知識というものも、そういう側面があると思う。

 

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2011年7月27日 (水)

そんな資格、取って意味あるの?

  資格といっても、今の時代、ほんとうに様々な資格があります。

 業務独占資格もあれば、取ったところで仕事に何の役にも立たない資格もあります。

 難関資格を取った人の中には、様々な資格にチャレンジしている人に向かって、「そんな資格、取って意味あるの? いったい何がしたいの?」と揶揄する人もいます。

 しかし、取って意味があるかないかは、本人にしか分からないことではないでしょうか。

 例えば、資格以外のことで考えてみてください。

 山登りが好きな人は山登りに意味を感じているから山登りをするのでしょう? 絵を描くのが好きな人は絵に意味を感じているから絵を描くのでしょう? 

 それと同じで、直接仕事に結びつくか否か、金儲けになるか否か、という点だけで意味があるかないか決めてしまうのは、早計だと思いますね。

 実際、私も、取ったところで仕事に役に立たない資格というものをたくさん取っています。

 でも、私はその資格取得に向けてがんばること自体に意味を感じていたからこそチャレンジしたのであって、それ努力自体、とても有意義だったと思っています。

 
 直接仕事に結びつくか否かとか、金儲けになるか否かという判断基準も大切でしょう。

 しかし、そういった色眼鏡を外して、自分を高めるのに役立ちそうだと思える資格であれば、どんどんチャレンジしてみると人生、楽しくなると思いますね。

 え? どんな資格を受ければいいかって?

 それは、自分が興味をもてる資格です。

 資格ガイド本も複数出ているようですから、そういったガイド本などで自分に合った試験を探して、チャレンジしてみましょう。

 新しい自分に出会えるかもしれませんよ。

 新たな自分を探そう。ゴーゴーゴー。

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2011年7月24日 (日)

ECO検定受験

 本日、ECO検定に初挑戦します。

 会場は東洋大学。

 精一杯努力しました。あとはがんばって試験問題に取り組むのみです。

 試験が終わったら、サウナかな。

 受験体験記は後日アップする予定です。

 お楽しみに。

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2010年2月23日 (火)

学問をする意義

 ジョン・スチュワート・ミルは、快楽には質があると唱え、ベンサムの功利主義を修正した。

 ミルの言うとおり、快楽にはレベルがあると言えよう。

 食欲、眠欲、性欲が動物の三大欲望と言われているが、これを満たす喜びというのは快楽としては一番レベルが低い。下等動物でも味わうことのできる快楽だからである。

 一方、人間にしか味わえないような快楽というものがある。例えば、文章を書いたり、絵を描いたり、小説を読んだり、作詞したり、作曲したり、外国語を読んだり…。

 こういうことから得られる快楽は、それなりに修練を積んだ人でなければ、味わえない快楽であるからこそ、レベルの高い快楽と言えるわけである。

 私は、学問をする意義というのは、実は、レベルの高い快楽を味わうためにあるのではないかと思っている。

 例えば、今、私は、夜寝るときに、『Philosophy: A Very Short Introduction (Very Short Introductions) 』というCDを聞き流している。この内容に刺激を受ける。面白く感じる。つまり、私にとっては快楽なのである。しかし、英語を勉強してこなかった人には、これを聴く喜びは分からないはずである。

 このように学問というのは、単に「いいところに就職するため」とか、「Aを沢山取るため」というだけでなく、自分が快楽を感じる範囲を広めてくれるのである。絵の心がある人であれば、それだけ絵を愉しめるだろうし、詩心のある人なら、詩作に快楽を感じることができるであろう。

 

 

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2009年9月 2日 (水)

WEB検定(WEBデザイナー)合格! 90種類目の資格

 本日、「WEB検定(WEBデザイナー)」の4度目の挑戦をし、合格した。

 80点以上が合格のところ、過去3回は、62点、68点、72点だったので、今回、合格できるかどうかというところだろうと思っていたのだが、余裕で合格した。

 試験中、手がつけられないような問題がほんの数問しかなかったため、「もしかすると80点くらいは行っているのではないか」という感触があった。

 コンピュータ採点なので、試験結果は、試験終了後、10秒もすれば出る。

 終了のボタンを押す。

 ドキドキしながら結果が出るのを待っていると、「合格」という文字が現れた。

 やった。合格だ。

 点数を見てみると、なんと86点。余裕の合格だったのである。

  詳しい点数は、また後日、以下のリンク先に掲載しようと思う。

  http://homepage3.nifty.com/MIYAZAKI/mark.html

  一回の受験料が16800円なので、そうそう受けるわけに行かないが、4回目だろうが合格できて良かったと思っている。これで私は90種類の資格に合格したことになる。

 正直、初めてこの試験を受けたとき、62点しか取れず、「うわ~、こんなの難しすぎて手が出ないなぁ」という感触だった。それが今では86点という高得点でなんなく合格できた。

 私は、こういうふうに自分の力で成長していくことができることにスリルを感じているのである。もちろん、これから先も自分で自分に課題を掲げ、いろいろなことに挑戦していきたいと思っている。

 

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2009年7月 8日 (水)

「オーストリア政府公認ドイツ語検定(B1)」試験結果

 7月7日、驚くことに試験日からわずか2日目にして、「オーストリア政府公認ドイツ語検定」の試験結果が返ってきた。

 試験によっては合否通知が来るまで2ヶ月近くかかるものもあるので、こんなに早いとはびっくり仰天である。ただ、待たされれば待たされるほどストレスがたまるので、早く分かるのはありがたい。おそらく試験日であった7月5日のうちにすべて採点しおえ、7月6日の午前中に発送したのであろう。

 合格している場合は、合格証も送られてくることになっているので、大きな封筒で届くことになるが、不合格の場合は、合格証はないので小さな封筒となる。だから、封筒だけで合否は分かってしまうのだ。

 ポストを開けると、小さな封筒が入っていた。その封筒の下のほうに「Japan-Austria」のマークがあったので、その時点で不合格であることがすぐに分かってしまった。

 問題は何点取れているかだ。合格基準点まであまりにかけ離れていれば落胆してしまうだろうが、後一歩であれば、次回の合格に向けてやる気がでるというものだ。別に私は合否に拘っているわけではないし、すでに「ドイツ語検定2級」に合格した身だ。別に不合格になっても恥ずかしいわけでもない。ベストを尽くしたのだから、自信をもって結果を見ればいいのである。

 封を開けると、各項目の点数が書かれた通知が入っていた。。

 筆記試験225点満点で135点以上が合格となるところ100点だった。(その内訳は、読解75点満点中37.5点、文法30点満点中12点、リスニング75満点中32.5点、作文45点満点中18点)。

 やはり私の得点源である読解とリスニングで失敗したのは痛かった。ただ、今回は不慣れなせいで高得点が出せなかったが、今回のあの出来で100点取れているわけだから、次回は難なく135点以上が出せそうな気がしている。もっとも、それなりに勉強しなければならないだろうが。

 面接試験は75点満点で45点以上が合格のところ31点だった。

 正直、初めてのドイツ語面接で31点が取れたことは、逆に自信につながった。あとは口頭表現をスラスラ言えるまでたくさん覚えればいいだけのことだろう。次回は45点以上取れそうな気がする。

 結果として、筆記試験も面接試験も両方不合格になってしまったが、私としては、次回の合格へむけて良いモチベーションとなった。なぜなら、最大限頑張れば、次回はなんとか合格できそうな点数だったからである。

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2009年7月 7日 (火)

今年これから狙ってみたい資格

 私は現段階で89種類の資格を保持している。

 だが、まだまだ自分の実力を磨いていきたいと思っているので、そのモチベーションを高めるために資格にも挑戦してみたい。

 今年、これから挑戦してみたいのは、以下の資格である。

(1)「WEB検定(WEBデザイナー)」 3度目の挑戦で合格を目指す。

(2)「ウェブデザイン技能検定3級」 WEB業界初の国家試験なので挑戦しみたい。

(3)「ITパスポート試験」 腕試しに受けてみたい。

(4)「WEB検定(WEBディレクション)」 WEBデザイナーに合格した後に挑戦してみたい。

(5)「ドイツ語検定準1級」 合格の自信はないが、どの程度点が取れるか試してみたい。

(6)「オーストリア政府公認ドイツ語検定」 先日B1を受けたが不合格なら再受験をしたい。万が一、合格していたら、その上のB2を受けてみたい。

(7)「ビジネス数学検定」 点数アップを目指したい。

(8)「ドットコムマスター★★」 そう簡単には合格できないだろうが、再度挑戦したい。

 こんなに沢山、試験を受けると言えば、きっと「そんな試験、受けて、何になるの? ドイツ語なんて、何にもならないんじゃないの?」と言う人がいるだろう。しかし、何度も言うようだが、好きなことに向かってコツコツコツコツと努力しておかなければ、大きな夢が叶うわけはないのだ。

 あなたはどんなことをして、自分に磨きをかけようとしているのかな?

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2009年7月 6日 (月)

オーストリア政府公認ドイツ語検定(B1)受験記

 7月5日(日)に「オーストリア政府公認ドイツ語検定(B1)」を初受験した。

 感想を一言で言えば、問題自体は「ドイツ語検定2級」よりもはるかに難しく感じた。特に、私自身の得点源だと思っていたリスニングはチンプンカンプンという感じだった。

 この試験は等級が6つあり、日本では上の5つの等級が受験できるようだ。私が受けたのは上から4つ目の等級であるB1レベルだが、B1レベルであっても合格すれば、ドイツの一部の音楽大学などでは入学許可レベルなのだから、簡単ではない。

 試験は神奈川県のたまプラーザにある國學院大學のキャンパスであった。「ドイツ語検定」と比べると認知度が低いためか、私の等級の東京の受験生は私を含めて6名であった。

 まずは90分の筆記試験があったが、得意であるはずの読解でいきなり躓いた。「ドイツ語検定2級」では読解問題はほぼ満点のできだったので、すこし油断していたのかもしれないが、それにしても難しかった。読解でつまづいた挙げ句に文法ではさらに躓いた。この時点で、今回の合格はほぼ不可能に近いのではないかという思いが出てきた。しかし、せっかく高い受験料を払って受けているのだから、途中で諦めるのはよくない。そう思って奮闘した。

 5分の休憩を挟んで、リスニングに入った。「ドイツ語検定2級」のリスニングではほぼ満点だったので、リスニングは得意だと思っていたのだが、やはり本場オーストリアの試験はレベルが違う。もう、まったくわけの分からないことを延々としゃべりまくっており、途中で聞く気が失せてしまうほどだった。ただし、すべて○×問題なので、まったく当てずっぽうで回答しても確率から言えば、5割は正解になるのだ。そういう事情を考慮すれば、そうとう難しい問題にせざるを得ないのかもしれない。

 リスニングが終わると、15分の休憩を挟んで、作文の試験に入った。これは通信添削講座があるので、受験する人は、事前に受けておいたほうがいいだろう。お金はかかってしまうが、いきなり作文の問題をやれといわれても、ドイツ語作文に慣れていなければ、なかなかドイツ語で書けるものではないからだ。私はどれくらいの点数がもらえたか全く分からないが、とにかく書いたことは書いた。これも添削講座を受講していたおかげである。

 リスニングが終わると、後は個別に面接試験に入った。私の場合は、待ち時間が約1時間あり、ずっと待合室で待機することになった。日本語がまったく使えず、ドイツ語だけの面接となると、普通の人なら、ドキドキするだろうが、ありとあらゆる試験を受けてきた私は特に焦ることもなければ、ドキドキもしなかった。今までありとあらゆる修羅場を経験しているので、ドイツ語で会話をせよ、と言われたくらいではビクともしないのだ。 

 面接試験の部屋に呼ばれると、2人の中年女性が座って待っていた。2人ともオーストラリア人だ。私はイギリス留学中に多くのドイツ人やオーストリア人と話したことがあるが、彼らとは英語で話したのであって、ドイツ語で話したことは一度もない。だが、もうどうにでもなれ、という感じで、私は好き勝手なことを好き勝手にドイツ語でどんどんしゃべりはじめた。

 ただし、途中でいろいろと質問されると、やはり、言葉につまってしまった。「ドイツ語は何年勉強してきたのか?」という質問に対し、「大学時代2年間勉強しました」と答えると、「ドイツ語が専攻だったのか?」と聞かれた。「いいえ、私の専攻は経済学と言語学と工学と哲学でした」と答えると、怪訝そうな顔をされ、「そんなに沢山、専攻したの?」と聞かれて困った。そうだ、私はたしかに4つの大学を出て4つも専攻があったが、そんなに沢山の大学を出ている人など想定していなかったのだろう。あるいは、「専攻」の意味が分かっていなかったのかと思われたかもしれない。余計なことは言わずに「専攻は哲学です」とだけ言ってすませておけば良かったのだが、後の祭りだ。しかも、私は「経済学(Wirtshaftswissenschaften)」のことを「経済(Okonomie)」と言い間違えて言ったので、それも減点の対象となるだろう。

 その他、ドイツ語の単語が出てこないときは、適当に英語で答えたりしていたら、面接官は苦笑いをして、「ドイツ語でいう○○のことですね」と訂正されたりした。もう、なんだか必死にやりとりしたのだが、私としては生まれて初めてオーストリア人とドイツ語で会話をしたわけであるから、いい経験をさせてもらったと思っている。こういう試験でも受けない限り、一生涯、私はオーストリア人とドイツ語で会話をするということもなかったかもしれないからだ。

 合格の自信はない。得点源だと思っていた読解とリスニングがあのていたらくでは、まず合格していないだろう。ただ、合格に向けて頑張ってきたことは無駄になっていないと思う。私の友人に、「試験というものは合格がすべてだ。合格しなければ何の意味もない」という人がいるが、私にとっては今回、こうして必死に勉強して受験したことは、合否にかかわらず意味があったと思っている。なぜなら、私はこうして勉強したおかげでカントの作品も深く読めるようになったし、グリム兄弟の『グリム童話』も愉しめるようになったからである。また、喩え15分間という短い間であっても、オーストリア人とドイツ語で会話をしたことは私の人生に彩りを与えてくれ、いい意味で刺激になった。

 仮に不合格であったとしても、私はいずれまた再挑戦したいと思っているし、「ドイツ語検定準1級」も秋に初挑戦するときの土台がこれでできたとも思っている。

 

 

 

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2009年6月30日 (火)

WEB検定(WEBデザイナー)再受験決意

 人間というものは、ものぐさなもので、必要に迫られない限り、困難なことはなかなか手が出ない。特に勉強がそうで、「どうしてもせざるを得ない」という状況にならないかぎり、やろうやろうと思っているだけでは、なかなかできるものではないのだ。

 そこで私は、自分でモチベーションをあげるために資格試験に挑戦している。

 WEBの勉強も、結局、試験を受けないとなると、日常生活の忙しさにかまけて、何もしないことになっているので、「WEB検定(WEBデザイナー)」の再受験を決意した。実際、こうでもしないかぎり、なかなか勉強しないからだ。

 7月中に受験しようと思う。

 80点以上が合格のところ、1回目が62点、2回目が68点であった。

 もちろん、80点以上を目指すのだが、合否にはこだわらない。自分なりにベストを尽くせばそれでいいのだ。

 あなたは、今、どんなことに情熱を燃やしているのかな?

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2009年6月28日 (日)

ドイツ語会話一人練習法

 オーストリア政府認定ドイツ語検定の試験日が近づいてきている。

 大学院入試のために必死に覚えたドイツ語単語も、おおかたは忘れていたが、この試験を受けるために先月から復習し、半分くらいは覚え直している。ずいぶん、勘が戻ってきた。

 しかし、この試験は、面接試験もあるのだ。

 「筆記(文法、読解、作文、リスニング)」だけでも合格すれば、部分合格証が出るというので、面接対策の勉強はほとんどしていなかったのだが、まったく勉強しないよりは、一応はやっておこうと思う。

 そこで今取り組んでいるのが、『ドイツ語会話周遊券 (シリーズ 旅の30フレーズ) 』である。

 会話はもともと相手がいなければ成立するものではないので、ドイツ人の会話相手がいればベストなのだが、日本にいてそんな贅沢なことは言っていられない。ドイツ人に家庭教師でもしてもらえれば一番だが、お金がかかる。

 そこで、手っ取り早く実力をつけようと、この本をやっているのである。

 方法は簡単だ。基本フレーズをスラスラ言えるようになるまで特訓だ。

 「この映画はどれくらいですか?」「お店は何時まで開いていますか」「医者を呼んでください」などなど。こういうフレーズをすぐに口に出せるようにしておくというのが私の特訓法であり、これは一人でもできることだ。

 さすがに読解問題ばかりやっていると、こういう簡単そうなフレーズもなかなか瞬時には出てこない。やはり会話は会話で勉強しなければならないのだ。

 私の友人に「試験は合格しないと意味はない」みたいなことを言う人がいるが、私は合格・不合格にはこだわっていない。私が目指しているものは合格そのものではなく、自分を磨くことであり、特にドイツ語などは、私の職業と直に関係する目標ではないので、気楽に受けてこようと思う。もっとも気楽に受けるといっても、それは「いいかげんに受ける」という意味ではない。あくまでベストを尽くすのである。

 

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