文化・芸術

2009年5月23日 (土)

私の趣味

 私は30代のころは、毎日毎日、仕事が多忙で趣味の時間などまったくといっていいほど取れなかった。30代のころは、1年で8冊も9冊も単行本を出していたのだ。正月もクリスマスも大晦日もずっと仕事ずくめだったのだ。

 しかし、今は、多少、趣味も愉しめるようになった。その趣味の一つがDVDで洋画を見ることである。

 ただし、私の場合は、DVD再生ソフトで英語字幕と日本語字幕の両方を同時に出して見るようにしているため、単に映画を愉しむだけでなく、翻訳の勉強も兼ねることができるのだ。

 洋画を見ながら、英語字幕と日本語字幕を比較し、

「なるほど、ここはこう訳しているのか」

「これは、ちょっと気の利いた英語表現だな」

 といった具合に、映画を見るだけで、英語や翻訳の実力がつくわけである。

 もっとも、英語の実力をつけることを第一の目的として見ているのではなく、あくまで趣味として映画を愉しむために見ているのだが、知らず知らずにうちで英語力も磨きがかかるわけである。

 私は自宅にテレビがないので、愉しみといえば、もっぱらDVDで映画を見ることである。週に2本程度は見ているが、冒険映画、アクション映画、サスペンス映画、恋愛映画など、多岐にわたって見ている。

 単なる趣味ではなく、自分の職業(翻訳業)と結びついている趣味がもてる私は、とても幸せであると感じている。

 今日もまた何かDVDを見ようと思っている。

 

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