投資

2009年10月 4日 (日)

投資のブログを別に作りました

 私は、このブログを始めて、およそ1年2ヶ月になります。

 その間、投資に関して、数回記事を書きました。

 私の投資歴は6年くらいであり、まだまだ素人の域はでませんが、それでも投資信託、株、Jリート、外貨、不動産(マンションおよびアパート)と投資をしてきて、それなりに順調な成績をあげています。(ただし、見方によれば順調だと思わない人もいるかもしれません)。

 数ヶ月前に、私のブログに「人気記事ランキング」というのを貼り付けたところ、意外なことに、数回しか投稿していなかったにもかかわらず、「投資信託」のある記事がトップになり、以降、ずっとトップの座をキープしています。

 いかに多くの人が投資信託に関心をもっているかが伺えます。

 そこで、新たに投資に関してブログを立ち上げました。以下のリンク先です。

 http://sheffieldkeio.seesaa.net/

  私はすでに5つの大学を出ていますが、そのうちの2つの大学、sheffield と keioをあわせてsheffiledkeioという一風変わった文字列を含めてURLにしています。

 このブログでもときどき投資に関する記事を書くかもしれませんが、基本的に投資に関しては上記リンク先のブログに公表したいと思っています。よかったら、覗いてみてください。

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2009年7月26日 (日)

幸せの本質を理解すれば、投資のしかたも変わる

 私が慶應大学で哲学の勉強をしていたとき、まわりの人から、

「そんなもの、勉強して何かの役にたつの? お金儲けにつながるの?」

 ということを聞かれたことがある。彼らは、あたかも、「直接お金儲けにつながらないことに努力するのは馬鹿らしい」と言わんばかりなのである。

 しかし、私はアリストテレスの『ニコマコス倫理学』で人間の幸福というものをしっかりと学んでから、投資の考え方もガラリと変わったと思うし、だから、投資に欲を出さずにすんでいると思うのだ。お金に振り回されず、つねに「真の目標」を見据えていられるのだ。

 多くの人は、「金持ちになりたい」とか「不労所得を得たい」という理由だけで、投資を考えるだろう?

 それが幸せにつながると思っているからだろう。

 しかし、それで本当に幸せになれるのか? 

 もちろん、お金がないよりは、あったほうが何倍もいいだろう。しかし、お金は幸せの根源にはなりえないのだ。アリストテレスに言わせれば、お金はあくまで「仮象の目標」であって、「真の目標」ではないことが分かる。だから、そんなにお金、お金、お金…とお金を人生の第一目標にすることがいかに愚かなことかが分かるのである。

 では、「真の目標」とは何か?

 それはやはり、「自分にしかできないことで世のため人のためになることをして、より多くの人に喜んでもらうこと」だろう。それを一言で言えば、隣人愛ということになる。

 例えば、イチロー選手は、野球の才能を開花し、多くの野球ファンに夢と希望を与え続けている。彼には彼にしかできないことを精一杯やり、それによって世のため人のためになることをしているのである。彼にとっては「すばらしいプレーをすること」が幸せの源泉なのである。彼は一生遊んで暮らせるだけの財産はもっているだろう。しかし、だからといって、「もうプレーしなくてもいいよ、家で寝ててもいいよ」と言われても、「家で寝てくらすこと」に幸せを感じることなどないだろう。

 あなたがお金を欲しがっているのは、いったい何のためだろうか? ただ単に「楽がしたい」とか「仕事をせずに暮らしたい」とか「世界旅行に出かけたい」というような、自分だけの楽しみにふけりたいからだろうか?

 しかし、それはアリストテレスに言わせれば、幸せでもなんでもないのだ。それが幸せだと思い続けてお金儲けに奔走し、実際にお金持ちになったとしても、それが単なる幻だったということに気づくのがオチだ。「私は金持ちになれば幸せになれると思っていた。しかし、なんてこった。毎日毎日が実に退屈だ。遊ぶのにも飽きた。こんなのなら、まだ仕事をしていたときのほうが張り合いがあった」ということになりかねないのだ。

 だから、金持ちになりたいというような、「仮象の目標」に惑わされるなといっているのだ。もちろん、「仮象の目標」を持つなとは言わない。だが、それはあくまで「仮象の目標」にしかすぎないことを悟ることだ。そんなものに惑わされるな。それだけを目標にして生きるな。もっと自分を磨くための目標をもちなさい!

 目標にすべきは「真の目標」だ。それは「あなたにしかできないことで世のため人のためになることをし、一人でも多くの人に喜んでもらうこと」だ。

 あなたはそんな「真の目標」をもっているのかな? それとも「真の目標」もないのに、ただ単に「金がほしい」という「仮象の目標」だけで動いているのかな?

 

 

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2009年7月25日 (土)

投資をするとき、欲を出すな!

 投資には必ずリスクがつきものだ。だから、欲を出してはならない。欲をうまくコントロールし、賢明に投資ができるか否かが金持ちになれるかどうかの境目である。

 ある女性は、不動産投資の本を読んで洗脳されたのか、いくつか投資用のマンションを買った。賃貸に出して家賃を取り、マンションが値上がりしたところで売り飛ばす。そうすれば、夢のような大金持ちになれる。そういうもくろみだった。

 しかし、彼女がいけなかったのは、欲を出したことだ。自分の資金で買うのならいいだろう。しかし、彼女は多額の借金をしてまで投資用のマンションを次々と買ったのだ。

 だが、世の中、そんなにうまくはできてはいない。しばらくすると空室が出た。しかも、半年経っても1年経っても人が入ってくれなかった。無情にも、住宅ローンの返済は毎月容赦なくやってくる。まったく計算が狂ったのである。

 1年以上空室になったとき、そろそろ売ろうと思い始めたらしいが、もうそのときはバブルがはじけて購入した価格の3分の1になっていたそうである。泣く泣く、3分の1の価格で売り、結局、不動産投資では大損をしたらしい。

 不動産投資で失敗したつけは大きかった。だから、彼女は親に、なんだかんだといっては、お金を出させていた。しまいには、多額の生前贈与まで出させた。そこまでで終えていればいいのに、味をしめた彼女は、また欲を出した。親に「私だけ生前贈与を貰うのは不公平。弟にも出してやるべきだ。弟には私が振り込みます」といって、弟が受け取るはずのお金を受け取り、そのまま黙って自分の口座に入れたまま放置していた。それを知った弟は姉に対して不信感を抱くのは当然ではないか?

 投資をするなとは言わない。だが、あなたが投資をしたい理由は何だ? 自分だけが得をしたいという自分だけの理由か? それとも投資をすることで、自分なりに少しでも世のため人のためになろうとしてのことか?

 不動産で金持ちになった人は、自分のためだけに不動産投資をしたのではなかった。彼らは、「手頃な価格で住居を提供し、喜んでもらいたい」という、隣人に対する愛情をもって不動産を探していた人である。そして実際に手頃な価格で部屋を提供し、感謝されていた人たちだ。彼らには隣人に対する愛情があったから不動産でも成功したのだ。

 不動産投資を考えている人の中には、自分の資金ではなく、借金をしてまで買おうとしている人がいるが、特にそういう人は、空室リスクなどよく考えた上で買うべきであろう。あまり欲を出していると、先に紹介した女性のようになりかねないからだ。

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2009年7月17日 (金)

マネーツリーとしての投資信託

 投資に関しては、いろいろな人がいろいろなことを言っている。果たして、だれを信じていいのか、どれが正しいのか。

 真実をお教えしよう。それは、万人に共通する正解などない、ということだ。

 「投資したお金は絶対に損をしたくない」という人なら、投資信託など最初からしないほうがいいだろう。ただ、それなら、不動産投資だって、しないほうがいいということになろう。どんな投資であれ、リスクはつきものだからだ。そういう人は日本円でもっておくしかないだろう。

 「投資したお金でガッポリ儲けてやろう」という人も、投資信託は向いていないかもしれない。というのも、基準価格は上がったり下がったりするわけであり、下がったときに解約してしまうと儲かるどころか、損をしてしまうからだ。多くの人は、これを恐れて投資信託にかけたくないのだろう。

 しかし、「毎月ほぼ一定した額を受け取るマネーツリーがほしい」と思っている人なら、投資信託ほどありがたいものなどないのだ。

 よく考えても見て欲しい。不動産投資をする人は、何が目的なのか? 毎月入ってくる家賃だろう? それが目当てなのだろう? ならば、投資信託と同じではないか。不動産投資も投資信託も、結局のところ、「毎月ほぼ一定した額を受け取りたい」という目的で投資しているにすぎない。

 ならば、断然、不動産投資より投資信託のほうがメリットは大きいように思えるのだ。

 なにしろ、投資信託はすぐに買える。不動産投資だと、買おうと思い立ってから、実際に買うまでに2年、3年、へたすると5年もかかるだろう? ところが投資信託の場合は、思い立ったら、すぐその場で買えるのだ。そしてその翌月から、分配金がほぼ確実に入金されるのである。不動産を買おうと思い立って、ずるずると買いそびれ、5年目に買った人がいるとしよう。ところが、投資信託派の人はその5年間の間に、すでに投資した額の40%も50%も回収し、その一部をまた投資して「複利」を効かせているかもしれないのだ。

 次に、投資信託は手間いらずである。買うときも、何の苦労もなくすぐに買えるが、買ったあともまったく手間がかからない。不動産投資だと物件を探して回ったり、やれ、リホームだ、火災保険だ、固定資産税だ、不動産取得税だ、家賃滞納だ、空室だ…と、けっこう手間がかかるものである。私も経験があるが、家賃を滞納されると、催促するだけでも、けっこう心理的には負担がかかるものだ。催促するというたったそれだけのことで丸1日が無駄になったような気になることすらある。

 次に、投資信託だと様々なタイプの投資信託にかけられるという愉しみがある。株式型もあれば、債権型もある。不動産投資型もあれば、バランス型もある。国内のもあれば、海外のもある。先進国のもあれば途上国のもある。だから、分散して自分のポートフォリオを作り上げていくという愉しみがある。

 まだまだ投資信託の魅力はあるのだが、今日はこの辺にしておこう。

  

 

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2009年7月16日 (木)

投資の本質は何?

 私は投資信託を始めて6年になるが、これほどありがたいものはないと思っている。実際、雨の日だろうが、嵐の日だろうが、投信はずっと働き続けてくれており、毎月毎月、分配金が支払われている。そういうわけで、もう投資した額すべての4分の1は分配金で回収した。

 今は基準価格が大幅に下がっており、ほとんどの投信は、解約してしまうと元が取れなくなっている。実際、私の保有している投信も、そのほとんどは元が取れないだろう。

 しかし、私はまったく気にしていないのである。

 なぜなら、よほどのことがないかぎり、一生、寝かせておくつもりだからだ。一生、寝かせておけば、元が取れるどころか、投資額の3倍くらいは返ってくることになるだろう。それだけで十分ではないか? だって、私は努力らしい努力などまったくしておらず、ただ寝かせているだけだからだ。不動産投資のように物件を見て回ったり、家賃滞納者とトラブルになったりということが一切ないのだ。

 毎月分配型の投信に投資しておけば、毎月毎月、家賃のように分配金が振り込まれることになる。 だから、基準価格がどうのこうのとか、元が取れるのか、ということを気にしなければ、アパート経営をしているのを同じようなものなのだ。ただ違うのは、アパート経営と違って、投信には面倒なことが一切ないということだ。したがって、自由時間がほしい人にとってはアパート経営よりも投信のほうがよほどいいことになる。

 不動産投資に興味がある人もいるだろうが、いざ買おうと思っても、いい物件がそうそうあるわけでもなし、買おう買おうとしているうちに、ずるずる時間が経ってしまって、結局、実際に買ったのは2年後、3年後ということにならないだろうか? その2年なり3年を投信にかけていたらどうなっていただろうか? 利回りのいいものであれば、3年も寝かせておけば投資額の50%近いお金が分配金で戻ってくるのもある。特に今は基準価格が下がっているので、それもけっして夢ではないのだ。

 投資信託なら電話で3分で投資できるのもある。するとその翌月からは分配金が入るので、またその一部を投資する。するとさらに分配金が増える。すると、それをまた投資する。これこそが「複利の奇跡」なのであり、何の努力もしないうちに、あれよあれよと投資額が増えるのである。

 投資に「絶対」はない。どんな投資にもリスクがある。しかし、どうしても不動産でなければならないというのでなければ、投信も視野に入れてみたらどうだろうか。

 

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2009年1月20日 (火)

投資判断は慎重に

 投資の神様と言われている某氏は「投資で失敗する最大の理由は、投資先をあれこれ変えてしまうことだ」と言っていた。変えるたびに手数料だの何だのとお金がかかるのだが、それでも「儲けてやろう」という欲望に負けて投資先を変えてしまうわけだ。

 たとえば、ある人からが儲かると聞いて、株を始めたとしよう。しかし、思ったようにはあがらない。それで株なんかやってもダメだと思い込む。

 そんなある日、また別の人から投資信託だと毎月分配金が入るし、放っておきさえすれば基準価格も上がる傾向が強いと聞く。それで株よりはいいだろうと判断して、株を現金に変え、それを投資信託に入れる。

 その投資信託も、不況のあおりで基準価格がガクンと下がって回収に時間がかかることが判明した。そんな折に、アパート経営で儲けている人の本を読み、アパートなら間違いないだろうと踏む。

 しかし、アパート経営を始めたら始めたで、意外に儲からなかったことに気づく、ということにならないだろうか?  そのリスクは十分考えているだろうか。しかも空室リスクだけでなく、トラブルに巻き込まれるリスクだってある。

 投資先を変えたらいけない、というつもりはない。

 しかし、「儲けよう、儲けよう」と焦らずに、投資はとにかく長期的な視野で考えたほうがいいのではないか。「儲けよう」という欲望が強ければ強いほど、他人の意見が耳に入らなくなる。それで簡単に「損切り」をして、投資先を変えてしまうわけだが、私は「損切り」ほどもったいないものはないと思っているのだ。

 たとえば、投資信託などは、100年に1度の不況と言われている中にあっても、毎月分配金が出ているものが多い。ということは、つまり、分配金をもらい続けていれば、いずれは得をするわけだし、数年後には基準価格もグーンと伸びるかもしれないのだ。

  私の持っている投資信託はすべてが購入時よりも基準価格は下がっている。しかし、私は長年寝かし続けているので、分配金をたくさんもらっているので、それほど損はしたことにはなっていない。まさに長期間保有する強みなのである。

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2008年9月22日 (月)

毎月、投資信託にかける習慣

 ブログを書き始めて50日くらいになるが、私の記憶が正しければ、投資信託についてはたしか1回くらいしか書いていないはずである。1回は書いた記憶があるが、はたして2回書いたであろうか? 正直、覚えていない。

 なのに、私のブログに飛んできてくる人は、「投資信託」というキーワードをたよって飛んできている人もけっこういるのであるから驚きである。

 つまりは、それだけ多くの人が「投資信託」に関心があるということであり、「投資信託」に関して、いろいろなことを書いていれば、一気にアクセス数があがるということでもある。

 私はアクセス数をあげるためにブログを書こうなどとは思っていないが、せっかくなので久しぶりに投資信託について書こうと思う。

 実は、私は大の投資信託のファンでもあるのだ。そして、多くの人に投資信託をお勧めしたいと思っているのだ。

 私の投資信託歴はかれこれ5年になるが、投資歴が長くなるにつれ、投資信託の良さがしみじみと分かる。なにしろ、投資信託というのは、放置していていいのだ。それに株と違って、あれこれと心配することもいらない。それでいて、毎月毎月、分配金が入ってくるのである。こんなにいいことって世の中探してみても、そんなにないと思うのだ。

 私は毎月、どんなことがあっても何万円かは投資信託にかけるようにしている。

 多いとき(例えば印税が入ってきたときなど)は数十万を投資信託に入れるが、少ない月でも最低2万円は入れている。そうすることによって、ますます貰える分配金がふくらむ。ますます生活が楽になる。いいことずくめなのである。

 投資信託は1万円から投資できるものもある。電話一本で投資できるところもある。電話だと約10分で申込みが完了するのだ。

 今は多くの投資信託で基準価格が下がっているので、投資するには絶好の時期だと言える。余裕のお金があれば、投資信託に入れることをお勧めしたい。もっとも、何年も寝かせておける余裕資金であることが必要条件となるが…。

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2008年8月27日 (水)

投資信託:分配金の利回りランキング

 私が何度も何度も投資信託の魅力について語っている理由は、投資信託こそが自由な時間を与えてくれると信じているからである

 何度も言うようだが、投資信託というのは、何もしなくても、放っておきさえすれば、毎月毎月、分配金を生み出してくれる「マネーツリー」なのだ。私は投資信託に5年間かけているが、本当に毎月毎月、雨が降ろうが嵐が来ようが、延々と分配金が振り込まれる。

 リスクはもちろんある。しかし、超長期で預けていれば、十分に元は取れる。毎月毎月分配金を受け取っていれば、毎月毎月リスクを軽減することになるわけであるから、我慢のしがいもあろうというものだ。

 では、実際、投資信託の利回りはどうなのかといえば、平均的には、年の利回りは手取りで5~10%程度であろう。しかし、これまたいいことだが、ずっと寝かしておけば、ときどき分配金があがることがある。(もちろん、下がることもあるが、私の経験から言えば、あがることが多い。というより、私の場合は、あがったことしかない)。

 私のかけている投資信託では実際、どのくらいの利回りが出ているかをそっとお教えしよう。毎月分配型で利回りのいいものから5つをあげると以下のとおりとなる。(利回りは、手取りによる利回りのことである。従って、例えば、手数料込みで100万円を投資している場合、年間で手取りで7万円分配金が支払われた場合は7%ということになる)。

 1位 フィデリティ・USハイイールド・ファンド 10.7%

 2位 ワールド・リート・オープン 8.98%

  3位  エマージング・ソブリン・オープン 8.67%

  4位 UBSオーストラリア債権オープン 8.33%

  5位 PCA米国高利回り社債オープン 7.40%

   利回りは、もちろん、投資家が買った時期によって基準価格が異なるわけなので、私の通りになるとは限らない。だが、一つの目安になるのではないかと思う。

 しかし、すごいとは思わないだろうか。一番利回りがいいのがフィデリティ・USハイイールド・ファンドであるが、10%を超える利回りが出ているのだ。これはすごい。

 さて、話は変わるのだが、ありがたいことに投資信託の分配金をこれでもか、これでもかと受け取っている私は、そのお金で今は必死に勉強中である。明日は「WEB検定(リテラシー)」を初挑戦する。試験結果は試験終了直後に出るらしい。結果は、明日のブログで公開する。合格しようが落ちようが報告する。お楽しみに。

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2008年8月18日 (月)

投資信託(毎月分配型)の魅力

 投資信託を始めて5年目になる。私がかけている投資信託は、インド株式投信以外は、すべて毎月分配型である。

 毎月分配型を嫌う人もいる。なぜなら、毎月分配金を受け取っていたら、複利効果が期待できなくなるからである。

 しかし、モノは考えようなのだ。毎月分配金を貰うということは、たしかに複利効果は期待できないが、逆に言えば、毎月リスクを軽減していることになるのである

 毎月毎月、日本円でチャッカリ分配金をもらっておけば、万が一、基準価格がガクンと落ちても、すでに分配された日本円は返還しなくてもいい。ところが、複利効果を期待するあまり再投資型を選んでいると、数年経ったところで、もしもガクンと基準価格が下がったら、大損をすることもありうるのだ。

 どちらがいいかは自分で決めることである。

 ただ、個人的には、毎月毎月分配金を日本円で受け取ることでリスクを軽減するほうが好きだ。というより、正直、分配金が私の生活費の一部になっているので、そう思うのかもしれないが。

 しかし、毎月分配型だからといって、けっしてバカにしてはならない。分配率の高い投信を選べば、なんと利回り10%近いものもあるのである。もう一度いう。利回り10%近いのだ。100万円を投資して1年放置しておけば、約10万円が日本円で分配されるのだ。5年放置しておけば、約50万円になるのだ。もの凄い率だとは思わないか。

 私は、投信を始めて5年間、ずっと分配金を受け続けているが、本当にありがたい話で、雨が降ろうが嵐が来ようが、必ず、分配金の支払日にはきちんと支払われている。一度として支払いがなかったときはない。しかも、私がかけているすべての投信の平均の利回りも6.7%くらいは出ているのだ。

 放置しておけば、支払日には勝手に銀行口座に日本円で分配金が振り込まれている。それが毎月毎月、延々と繰り返される。実際、私は5年間、放置しているだけなのに、毎月毎月支払われている。キャピタルゲインさえ狙わなければ、投信(毎月分配型)こそは理想的なマネーツリーだと思う。とにかく、いったん投資しておけば、後は一切面倒なことが起こらないのがいい。

 投信は1万円からできる銀行もある。だから、浪費するお金があるのなら、ぐっと我慢して投信に入れることをお勧めしたい。

 

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