投資信託はもとを取るのにそんなに時間がかかるのか?
私の友人に不動産投資を考えている人がいる。
彼が言うには、「投資信託は元を取るのに時間がかかりすぎる」ということらしい。
しかし、実際のところどうなのか? 私から見れば、不動産投資のほうが元を取るのが時間がかかりそうな気がするのだが…。
昨日、三菱東京UFJ銀行から投資信託の報告書が送られてきたので、これで検証してみたい。
例えば、ある投資信託に手数料込みで100万円の投資をしたとしよう。入ってきた分配金の総額が手取り20万円だとしよう。しかし、時価額が90万に減っていたとする。
この場合、時価額90万+受け取った分配金の総額20万円=110万円。
その110万円を元金の100万円で割れば、110%という数字が出てくる。
この場合は、10%が儲かったと言ってもいいわけである。
簡単に言えば、100%を超えていたら「儲かっている」と言えるし、100%未満であれば「損をしている」と言える。この方式でどれだけの儲けまたは損が出ているかを検証してみた。
私は同銀行には9種類の投資信託をかけているのだが、その9種類のすべての数値を算出してみると、高い順に以下のようになった。
1位 UBSオーストラリア債権オープン 116%
2位 ユーロ債権オープン 112%
3位 外国債券オープン 111%
4位 ゴールドマンサックス毎月分配債権ファンド 107%
5位 フィディリティUSハイイールドファンド 105%
6位 ピムコハイインカム毎月分配型ファンド 98%
7位 ピムコグローバルハイイールドファンド 74%
8位 フィディリティ世界3資産ファンド 70%
9位 ワールドリートオープン 64%
もちろん、寝かしておいた年月も違うので、一概にどのファンドの運用成績が良いとは言えないが、この通り、9種類のファンドのうち5種類は「儲かっている」のであり、4種類が「損をしている」という状態である。
しかし、私はこの数値を算出してみて、かなり安堵している。今は大不況とも言われているくらいの異常事態なのだ。それでいて、9種類のうち5種類のファンドは「儲かっている」と言えるのだ。このままずっと寝かしておけば、きっとほぼすべてのファンドで「儲かっている」という状態に好転するだろう。なぜなら、放っておけば分配金は毎月、ほぼ確実に振り込まれるのだから…。
さて、では不動産はどうか? 最初は不動産購入にあたり、仲介手数料がいる。火災保険に入れば保険料もかかる。不動産取得税もかかる。固定資産税もかかる。空室リスクもある。ローンを借りている場合は、ローンの金利があがってしまうリスクもある。リホームにお金がかかるリスクがある。それで元が取れ始めるのはいったいいつからなのか?
| 固定リンク | トラックバック (1)




