投資信託

2010年5月 9日 (日)

楽天証券で投資信託

 先日、楽天証券の口座を開設しました。

 私は、投資歴はかれこれ6年くらいになりますが、今までは銀行の窓口や電話で申込みをしていました。投資の対象はほとんどが投資信託であり、株や外貨はあまりやっていません。「寝かしておくだけで、毎月分配金が入る」というスタイルが私にはぴったりだからです。

 つい先日、口座を開設するだけで楽天のポイントがもらえるというのに惹かれて、口座を開設するだけしておこうと考えて開設したわけですが、驚くことに気づきました。なんと楽天証券では購入時の手数料が無料(ノーロード)の投資信託がたくさんあるのです。これには驚いたとともに、なんでもっと早く楽天証券を始めなかったのかと地団駄を踏んで悔しがりました。

 例えば、銀行の窓口で投資信託を買う場合、最初に手数料が数パーセント取られます。10万円の投資で、3%の手数料だとすると、3000円が取られるわけです。しかし、楽天証券は手数料無料の投資信託がたくさんあるのです。

 そういうわけで、これからは基本的に楽天証券で投資信託を購入しようと考えております。いずれにしても、投資を考えている人、あるいは、すでに投資を始めている人は、楽天証券はお勧めです。仮に投資をするかどうか迷っているにしても、開設するだけでポイントが付くのですから、開設するだけ開設しておいても損はありません(ただ、ポイントが付くのはキャンペーン期間中だけかもしれませんが)。

 私は早速、楽天証券でワールドリートを5万円買いました。

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2009年7月22日 (水)

投資信託はもとを取るのにそんなに時間がかかるのか?

 私の友人に不動産投資を考えている人がいる。

 彼が言うには、「投資信託は元を取るのに時間がかかりすぎる」ということらしい。

 しかし、実際のところどうなのか? 私から見れば、不動産投資のほうが元を取るのが時間がかかりそうな気がするのだが…。

 昨日、三菱東京UFJ銀行から投資信託の報告書が送られてきたので、これで検証してみたい。

 例えば、ある投資信託に手数料込みで100万円の投資をしたとしよう。入ってきた分配金の総額が手取り20万円だとしよう。しかし、時価額が90万に減っていたとする。

 この場合、時価額90万+受け取った分配金の総額20万円=110万円。

 その110万円を元金の100万円で割れば、110%という数字が出てくる。

 この場合は、10%が儲かったと言ってもいいわけである。

 簡単に言えば、100%を超えていたら「儲かっている」と言えるし、100%未満であれば「損をしている」と言える。この方式でどれだけの儲けまたは損が出ているかを検証してみた。

 私は同銀行には9種類の投資信託をかけているのだが、その9種類のすべての数値を算出してみると、高い順に以下のようになった。

 1位  UBSオーストラリア債権オープン 116%

 2位  ユーロ債権オープン 112%

 3位  外国債券オープン  111%

 4位  ゴールドマンサックス毎月分配債権ファンド  107%   

 5位  フィディリティUSハイイールドファンド  105%

 6位  ピムコハイインカム毎月分配型ファンド  98%

 7位  ピムコグローバルハイイールドファンド  74%

 8位  フィディリティ世界3資産ファンド  70%

 9位  ワールドリートオープン  64%

 もちろん、寝かしておいた年月も違うので、一概にどのファンドの運用成績が良いとは言えないが、この通り、9種類のファンドのうち5種類は「儲かっている」のであり、4種類が「損をしている」という状態である。

 しかし、私はこの数値を算出してみて、かなり安堵している。今は大不況とも言われているくらいの異常事態なのだ。それでいて、9種類のうち5種類のファンドは「儲かっている」と言えるのだ。このままずっと寝かしておけば、きっとほぼすべてのファンドで「儲かっている」という状態に好転するだろう。なぜなら、放っておけば分配金は毎月、ほぼ確実に振り込まれるのだから…。

 さて、では不動産はどうか? 最初は不動産購入にあたり、仲介手数料がいる。火災保険に入れば保険料もかかる。不動産取得税もかかる。固定資産税もかかる。空室リスクもある。ローンを借りている場合は、ローンの金利があがってしまうリスクもある。リホームにお金がかかるリスクがある。それで元が取れ始めるのはいったいいつからなのか? 

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2009年1月12日 (月)

投資信託は心配せず長く寝かせよう

 世界的に大不況である。「100年に1度の大不況」という言葉も頻繁に聞かれる。

 そんな中、株で損をしただの、投資信託で損をしただのと、落胆している人も多いのではないだろうか。

 かくいう私も、投資信託を多数所有しており、そのすべてが購入した当時の基準価格を大幅に下回っている。ひどいものになると半分以下になっているものもあるのだ。

 しかし、明言しておくが、私は何一つ心配していないし、後悔などまったくしていない。これからも、投資信託は続けるつもりである。むしろ、「100年に1度といわれるほどの大不況だというのに、相変わらず、毎月毎月分配金を出してくれてありがたい」と感謝しているくらいである。

 考え方を変えれば、これほど安定しているものも少ないだろう。というのも、「100年に1度の大不況」でさえ、安定して分配金が出るということは、今後、景気が上向けば、安心度はさらに高まるということだからだ。

 なぜ私がこうして落ち着いていられるのか。

 それは、私は投資信託を「一生もののマネーツリー」として考えているからである。1年や2年ていどで儲けてやろうという短期的な視野で投資しているのではなく、それこそ一生かけるつもりでかけているのだ。

 例えば、私はグローバルソブリンに410万円投資した。(数回に分けて投資したのだが、その合計金額が410万円である)。だが、今は「100年に1度の大不況」のせいで、時価評価額は320万円である。つまり、90万円も損をしているという見方もできる。

 しかし、最初に投資したときから5年弱経つのだが、その間に受け取った分配金は、すでに100万円を少し超しているのである。

 したがって、受け取った100万円と時価評価額320万円を足せば、420万円になるわけであるから、10万円は儲かったと見ることもできるのである。

 何度でもいうが、投資信託は長く寝かせれば寝かすほどいいのだ。「100年に1度の大不況」である今でさえ、私のグローバスソブリンが「得」をしているのは、私が5年弱ほど寝かし続けたからである。

 ワールドリートなど基準価格が極端に下がっているものもある。ただ、私はそれらも心配していない。なぜなら、グローバルソブリンと同様、毎月、ほぼ安定して分配金が出ているわけであり、受け取り続けてさえいれば、いずれは「得」をすることになるからだ。

 私の投資方法が理解いただけたであろうか。2年や3年で「得」をしようなどと性急に投資を考えるのではなく、20年なり30年という超長期で捉えれば、基準価格が急落しようがそれほど心配にはならないのである。むしろ、今は基準価格が驚くほど下がっているのだから、投資のしどきだとも言えるのだ。

 

 

 

 

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2008年11月 9日 (日)

投資信託は長期的に考えよ

 投資信託は、投資なのであるから、よく考えてからかけなければならない。しかし、リスクを十分に理解しないうちに、他人から勧められて、「儲かる」と思いこんでかけてしまう人がいるようだ。

  例えば、年金が少ないからという理由で投資信託にかけたのはいいが、基準価格が下がったため分配金も出なくなり、しかたがないので解約したという人がいる。

 どういうかけかたをしたのか分からないが、おそらく、分配金の変動が激しい投資信託だったのではないかと思われる。

 投資信託は、分配金が安定していて、毎月分配があるものがお勧めである。具体的には、海外債券型である。あるいは、不動産型も割と安定している。逆に、変動が激しいのは株型である。

 さらにお勧めしたいことは、1つに絞ってかけるのではなく、異なるタイプのものに分散して投資することである。分散して投資しておけば、すべてのすべて分配金が出なくなるという可能性はほぼなくなるからだ。

 私の経験をお話ししよう。すべては説明しきれないので、特徴的なものを2つ例としてあげよう。具体的な数字を出したほうが、より明確に分かるだろうから、あえて具体的な額を出して説明する。

 私の場合、エマージングソブリンに232万円を投資した。一度にではなく、何度かに分けて投資したのだが、その投資額の総額が232万円である。手数料はこの金額の中に含まれているので、実際に使ったお金が232万円ぴったりという意味である。

 初めてエマージングソブリンに投資してから、かれこれ3年くらいになるが、いままで受け取った分配金の総合計が日本円で約52万円である。ただし、今は基準価格が驚くほど下がっており、時価は146万円に落ちている。だから今解約したとすれば、結局、232万円を約3年間寝かせておいて198万円にしたことになり、約15%も損をしたことになる

「なあんだ、3年も寝かせておいて、15%も損をしたのか。それ見ろ、投資信託なんかやるもんではないだろう」

 そう思う人もいるだろう。しかし、早合点してはならない。もう一つの例を聞いてほしい。

 それはグローバルソブリンである。私が初めてグローバルソブリンに投資したのは、かれこれ5年くらい前であるが、それ以来何度かに分けて投資した総額が410万円である。しかし、今は基準価格がガクンと落ちており、時価は361万円である。ただ、5年間の間に受け取った分配金の総額は約96万円である。つまり、時価と受け取った分配金を足せば457万円になるのだ。410万円の投資が5年間で457万円になっていると考えれば、5年間の投資で約10%増やしたことになるのだ

 この例からも分かるとおり、長く保有していればいるほどリスクが軽減されることが分かるであろう。

 基準価格が下がっているからという理由で焦って解約してしまえば、むしろそのほうが損だ。景気には必ず波がある。「自分が得をするか損をするか」ということばかりに囚われず、長い目で投資を考えれば、それだけリスクは避けられるのである。だいたいにおいて、長年放置しておけば、だいたいは元が取れるどころか、かなりの確率で儲かるはずである。

 多くの投資信託は、5年、10年、15年…と保有しておけば、いいマネーツリーになってくれるはずだ。逆に、1年や2年だけで判断していては、せっかくのマネーツリーも、すくすくと育ちはしない。儲けよう、儲けよう…と焦ってはならないのだ。

 

 

 

 

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2008年11月 2日 (日)

投資信託は長期で考えよ

 「投資信託にかけたのはいいが、どんどん基準価格が下がった」と不満になっている人も多いと思うが、そもそも投資の本質とは、自分だけがいい思いをすることではないはずだ。損をしたと騒いでいる人は、その辺のことが分かっていないのではないかと思う。

 投資の本質とは、「リスクを負って投資することによって、経済を活性化すること」のはずだ。だから、当然、損をすることもある。「損をすることは絶対にない」という「魔法の杖」などこの世に存在しないのだ。

 基準価格が下がれば嘆きたくのは分かるが、嘆くのはやめて、考え方を変えてみよう。

  投資は、博打ではない。賢明に投資していれば、その果実は得られるはずだ

 投資信託の毎月分配型なら、基準価格の下落など気にせず、放置しておけばよい。なにしろ、基準価格が下がったところで、分配金は毎月出るのだから、それを貰っておけばよいのだ。

 利回り10%出る投信で考えてみよう。これを5年間放置しておけば、投資した額の50%が日本円で返還されることになる。10年間放置しておけば全額還ってくることになる。すごいとは思わないだろうか。しかも、投資信託の性質上、5年、10年と保持しておけば、いずれ景気もあがってくるはずだ。10年間も停滞し続けた投信など今まで例があるのか? 

 気長に保っていれば、結局、得になるということがおわかりいただけただろうか。

 

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2008年10月 4日 (土)

インド株式投資信託

 私は「PCAインド株式オープン」という投資信託に10万円ほど投資している。

 10万円の投資に対し、年に1度分配があるのだが、1年目は8224円、2年目は11498円、そして3年目である今年は、8313円の分配金があった。

 単純に言えば、10万円を投資して、3年間で28035円の分配があったわけであるから、28%強の増加であり、年平均利回りでも10%弱ということになる。悪くはない数字である。

 私は、全世界的に見ても、今後インドが一番伸びるのではないかと思っている

 根拠はいろいろとあるのだが、一番大きいのは、インドがIT大国であることだ。インドはとにかく数学教育が優れている。しかも、公用語の一つが英語なのだが、プログラミング言語は基本的に英語なので、インド人にとっては好都合なのだ。これが例えば日本人だと、英語のできない人間がプログラミングに挑戦しようとしても、英語の段階で嫌気がさしてしまうだろう。インドだと英語が公用語なので、その障壁がないのだ。

 10年後、20年後、30年後…と将来を見据えていえば、インドはぐんぐん成長する国ではないかと見ている。

 余裕資金のある人で、かつ、10年、20年…と超長期で投資をしてみたいと思うのであれば、インドも視野に入れてみたらどうだろうか。

 インドに関する知識は、インターネットでも取得できると思うが、私は『インドを知らんで明日の日本を語ったらあかんよ』『手にとるようにわかるインド―経済・産業から社会・文化まで超大国のすべてがここに』などを買って読んで勉強した。これらの本を読めば、なぜインドがこれから成長するのかが理解できるだろう。これを読めば、きっとワクワクし始めるであろう。

 ただ、投資するときは、単に友人や知人、証券会社の担当者に勧められたから、という理由ではなく、自分なりのポリシーを持って投資するといいだろう。

「なるほど、これならば投資してもいい。基準価格が大幅に下がるリスクも承知したうえで、それでも投資してみたい。私のお金を投資することで、少しでもこの国の発展に寄与したい」

 そういうスタンスがあってこそ、はじめて投資する資格があると言えよう。

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