力まないで英語力を維持する方法
私は、出版翻訳家になってから10年以上が経つ。
生まれて初めて翻訳書を出したのが、たしか34歳のときだったのだが、私が毎日毎日気が狂ったように英語の勉強をしていたのは、32歳くらいまでであった。
私は33歳で英会話の講師になったので、仕事で英語を使うようになったため、プライベートの時間でそれほど必死になって英語の勉強をすることが少なくなった。特に34歳で出版翻訳家デビューすると、もう、毎日毎日、英文と好きなだけニラメッッコできるわけであるから、自由時間に英語の勉強をするまでもなくなってしまったのである。
とはいえ、自由時間に英語と接しなくなったわけではない。
では、それ以降は、どう変わったのか?
一言でいえば、力まなくなったのである。
具体的に言えば、英語の映画を見たり、英語のテープを聴いたり…という、比較的楽にできることばかりをやって英語力を維持してきたのである。
英語のテープといっても、種類は様々である。
自己啓発用のテープもあれば、物語を読んだものもある。
どれも興味深いので、これから少しづつでも紹介していきたいと思う。もっとも今はテープよりもCDが主流になっているだろう。
英語ができるようになった者にとって、このように英語と接することができるのは宝物みたいなものだ。眠りばなの30分でも40分でも、英語の物語を聞きながら眠る。力む必要はない。眠たかったらすぐに眠ってもいい。それほど眠くなければ、ずっと物語に集中してもいい。こういうことをするだけで、楽しく、英語力が維持できるのである。
簡単なレベルで言えば、Oxford Bookwormのシリーズがいいと思う。
例えば、私は昨日は下の『Piano』という作品を聞きながら眠ったのであるが、瞬時にして非日常の世界に旅行できるという愉しみを味わえると同時に英語力も維持もできるわけである。多忙なあなたにもお勧めしたい方法である。
いずれ、一覧表にでもまとめて挙げたいとおもう。
| 固定リンク
| トラックバック (0)
最近のコメント